ご挨拶
塩出山 西法寺
第20代住職 安藤 和範
平成23年5月28日、五月雨の中「西法寺親鸞聖人750回大遠忌・記念事業完成慶讃法要」をご門徒の皆様をはじめ、ご縁のある寺院、僧侶の皆様、仏具・工事関係の方々等、本当に多くの皆様のご支援後ご協力のもと、お勤めさせて頂くことができましたことは、住職として誠に有り難いことでありました。
西法寺におきましては、平成22年4月より、皆様方の尊いご懇念を頂戴し、「親鸞聖人750回大遠忌 西法寺記念事業」として、本堂内陣と鐘楼の修復工事を進めさせて頂きました。
お蔭様をもちまして、修復工事は順調に進み、平成22年6月末には鐘楼の屋根も美しく甦り、凛々しい姿を現して下さいました。
お内陣は平成22年4月20日より、ご本尊である阿弥陀如来立像やお宮殿(くうでん)、お厨子やお道具類などの運び出しが始まり、約1年1ヶ月の修復工事の後、平成23年5月17日にご本尊が仏師様の手によりお宮殿にご安置され修復工事が完成し、お蔭さまで、平成23年5月28日(土曜日)に上記の通り「親鸞聖人750回大遠忌・西法寺記念事業完成慶讃法要」を厳修させて頂くことができました。
一連の事業が無事に完成し慶讃法要をお勤めさせて頂くことができましたことは、総代さまをはじめ記念事業実行委員の方々やご門徒、関係各位の皆様のご理解ご協力を賜ってのことであります。そして、聖徳太子の創建以来より、親鸞聖人、蓮如上人をはじめとして数限りない人と人の繋がりとご教導があってこそ今日の西法寺が存在し、私自身が今ここにあることの有り難さも改めて想い深めることでございます。
誠に広大な量り知ることのできない尊い御恩を賜っておりますことに深く御礼申し上げご挨拶とさせていただきます。
平成24年9月好日
合掌
西法寺親鸞聖人750回大遠忌・西法寺記念事業完成慶讃法要
平成23(2011)年5月28日、親鸞聖人750回大遠忌西法寺記念事業完成慶讃法要、並びに、親鸞聖人750回大遠忌法要を、ご門徒の皆様をはじめ多くの方々にお蔭を頂きお勤めさせていただきました。
当日は朝からあいにくの雨となり、午前中に予定したおりました稚児行列は中止とになりましたが、約180名のお稚児がご家族の方々と本堂におお参りいただき、午後からの法要にもたくさんの方々がお参りして下さいました。
写真で綴る慶讃法要
朝から雨が降り、稚児行列は中止になり、お稚児さんは直接本堂に集まって頂き、グループごとにおつとめをさせて頂きました。
お稚児さんも一緒にお参りしました。
おつとめの後、グループごとに記念撮影をしました。
午後2時、慶讃法要の始まりです。
法中は境内から入堂の予定でしたが、雨のため庫裡から直接入堂しました。
法中が入堂・着座の後、石川南組組長(西楽寺住職・葛本徹雄師)より、本願寺総長からの祝辞を伝達して頂きました。
いよいよ、お勤めの始まりです。
「親鸞聖人讃仰作法」(音楽法要)で、奏楽・めぐみ会のコーラスの方と一緒にお勤めしました。
お勤め中、立って、散華といって華葩(けは=はなびら)を何度かまきます。
住職の挨拶です。
法要の実行委員長である総代長の田中さんのご挨拶です。
石川南組組長の葛本先生の祝辞です。
工事関係の方に対しての感謝状の贈呈です。
本願寺布教使・浄教寺住職の古山款夫先生のご法話です。
お念仏の意味を深く聞かせていただきました。
ソプラノ歌手で明覺寺住職の柱本めぐみさんのコンサートです。
美しい歌声で、懐かしい唱歌や仏教讃歌をうたって下さいました。